投資信託の基準価額

投資信託の基準価額について詳しく説明しています。ファンド保有者でも、基準価額がどのように算出されているのか知らない人が多いようですが、これを知っておけば保有ファンドのコストの高低などがわかりやすくなります。

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投資信託の基準価額の計算

投資信託には基準価額(基準価格)というものがあります。これは、株式でいう株価のようなものです。簡単にいえば「ファンドの値段」ということになります。

投資信託も株と同じように、安い基準価額で買い、高い基準価額で売れば値上がり益(キャピタルゲイン)を得ることができます。

基準価額は毎日算出されています。たとえば日本の株式市場に投資するファンドの場合は、市場が閉まる3時ごろから計算をはじめ、その日のうちに最新の基準価額を確定します。

海外のマーケット(アメリカやヨーロッパ、あるいは中国やインド、中東など)へ投資するファンドの場合は、その翌日に基準価額が発表されます。つまり1日遅れになるということです。

基準価額は、ファンドの信託財産を1口あたりいくらという形であらわしたもので、通常は1万口あたりの金額が表示されます。

【基準価額】 = 【純資産総額】 ÷ 【総口数】

純資産総額というのは、投資家から集められたお金の合計だと考えてOKです。ただし、実際にはそこから信託報酬などの手数料が差し引かれて計算されます。

総口数というのは、投資家が購入した口数の合計のことです。株で1株とか100株とかいうように、投資信託では1口とか100口とかいうのです。ほとんど場合が1口1円なので、たとえば100万円分買えば、そのファンドを100万口保有するということになります。

たとえば、以下のようなファンドがあった場合、基準価額は10,000円(1口あたりの基準価額は1円)です。

純資産総額 : 100万円
総口数 : 100万口

これが、ファンドの運用が上手くいって純資産総額が150万円に増え、しかもそのあいだに誰もファンドを新たに買わなかった場合は、以下のようになります。

純資産総額 : 150万円
総口数 : 100万口

この場合の基準価額は15,000円(1口あたりの基準価額は1.5円)です。

ちなみに、よく「基準価格」と書かれる場合もありますが、「基準価額」が正式な(?)呼び名だそうです。

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